Nagiosを使用して運用監視を行っていますが、構築までにそれなりの工数を要します。
他にもLinux OSSの運用監視ツールはいくつかありますが、今回Pandora FMSを試用してみました。
Nagios、Zabbix…いろいろな運用監視ツールの評価ポイント
http://thinkit.co.jp/story/2014/06/30/5083
この記事で興味を持ったわけです。
Pandora FMS – the flexible monitoring software
http://pandorafms.com/
オープンソースの統合監視ツール Pandora FMS – Pandora コミュニティサイト
http://pandorafms.jp/Pandora_FMS_jp
OSS版の他に商用のEnterprise版もあります。
Pandora FMS オープンソース版と Enterprise 版
http://pandorafms.com/Soporte/pricing/jp
Pandora FMS 5.1 SP3 – Download
http://pandorafms.com/Community/download/jp
VMwareイメージも提供されていたので、今回はこのovfを使用してVMware ESXiの仮想マシンとして稼働させました。
- VMwareイメージ ダウンロード
- 解凍
- VMware vSphere Client起動
PandoraFMS_5.1_SP3_VMWare_ovf.zip
http://sourceforge.net/projects/pandora/files/Pandora%20FMS%205.1/SP3Final/PandoraFMS_5.1_SP3_VMWare_ovf.zip/download
PandoraFMS_5.1_SP3_VMWare_ovf.zipを解凍すると下記のファイルが作成されます。
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Pandora 5.1SP3.mf Pandora 5.1SP3.ovf Pandora_5.1SP3-disk1.vmdk |
VMware vSphere Clientを起動してESXiホストにログイン、ovfをデプロイします。
Pandora FMSの仮想マシンはCentOS 6.6ベースでした。
アプライアンス CD / 仮想マシン
http://pandorafms.jp/Pandora:Documentation_ja:Instalacion_CD_Appliance
初期パスワード
Console/ssh(Consoleはarticaで自動ログイン)
root / pandora
artica / pandora
MySQL
root / none
Web UI
admin / pandora
ネットワークはDHCPになっています。Web UIにアクセスしてログインしてみます。
ovfをデプロイするだけなので簡単に試せてこれはいいですね。
次回はKeyboard, locale, TimeZoneなどを日本に合わせます。