クローニングツール Clonezillaを使ってみる

ASUS VivoBook X202EをSSD換装からWindows 10アップグレードまで行いました。

ASUS VivoBook X202E SSD換装からWindows 10へのまとめ
https://www.rootlinks.net/2015/08/27/asus-vivobook-x202e-ssd換装からwindows-10へのまとめ/

このバックアップにクローニングツール Clonezillaの使用を考えて検証してみました。

Clonezilla
http://clonezilla.org/

このソフトはTrue ImageやNorton Ghostと同じようにHDD<=>イメージファイル、HDD<=>HDDのコピーができる高機能なオープンソース・ソフトウェアです。
ただベースがDebian-basedなので少し慣れないと難しいかもしれません。

下記の手順で検証してみます。
1.VMware Workstation 11に仮想マシンWindows 10(UEFI boot)を作成
2.ClonezillaでWindows 10のイメージファイルを作成
3.仮想マシンWindows 10(UEFI boot)を新規VHDに交換
4.ClonezillaでWindows 10のイメージファイルをリストア

1. Clonezilla Live作成

About Clonezilla Live
http://clonezilla.org/clonezilla-live.php
ISOファイルをダウンロードしてLive CDを作成するか、Tuxbootを使ってLive USBを作成します。

Clonezilla Live on USB flash drive or USB hard drive
http://clonezilla.org/liveusb.php




2. Clonezilla Liveで起動







3. 日本語





4. キーマップをいじらない





5. Clonezillaを開始します





6. Device image

内蔵HDDのデータをイメージファイルにするのでdevice-imageを選択します。
HDD間コピーならばdevice-deviceを選択します。




7. local_dev

ローカルに接続されたデバイスにイメージファイルを作成しますのでlocal_devを選択します。
VMwareの仮想マシンでは「利用できるネットワークデバイスがありません」とエラーになってしまいました。







8. イメージファイルを作成するデバイスの選択

通常は内蔵デバイス(コピー元)がsdaで外付けデバイス(コピー先)がsdbになると思います。




9. イメージ用ディレクトリ

イメージを保存するディレクトリを指定します。
使い回しのUSBメモリなのでいろいろフォルダが見えてますが、今回は”/”を指定しました。




10. 初心者モード

初めてなので初心者モードを選択しました。




11. savedisk

ローカルディスクをイメージに保存を選択します。




12. イメージ名の指定

イメージを保存するフォルダ名を指定します。




13. コピー元ローカルディスクの選択

コピー元ローカルディスクsdaを選択します。




14. 元ファイルシステムのチェックをスキップ

NTFSでは利用できないのでスキップします。




15. 復元可能がチェック

作成したイメージが復元可能かチェックします。




16. イメージを暗号化しない





17. イメージファイルの作成









18. 電源OFF

イメージファイルの作成が終了しました。
作成したイメージファイルはこんな感じです。

圧縮しているようで5GBでおさまっています。
長くなったのでリストアは別記事で書きます。