事務所のVMware ESXiを4.1 Update2から5.0 Update 1へアップグレードを行って今のところ順調に稼働しております
そこで次のステップは電源喪失時の自動シャットダウンと電源復旧時の自動電源ONの仕組みに挑戦です
VMware ESXi 4.1 からパススルー機能が利用できるようになっていたらしいのですが、どうせなら5.0にアップグレードしてからと思い今回の作業となりました
構築内容と電源喪失時の想定している動作は
- VMware vSphere Management Assistant 5.0 (vMA)の導入
- サーバー本体のシリアルポートをvMA 5.0に認識させる
- apcupsdでUPS管理
- 電源喪失時にapcupsdのシャットダウンコマンドからshutdownHostViaSOAPAPICall.plを使ってESXi 5.0をシャットダウン
- ESXi 5.0シャットダウン時にVMware Tools経由で仮想OSにシャットダウン命令
- 仮想OSがシャットダウン
- ホストOSのESXiがシャットダウン
- UPSの電源供給停止
さて、上手くいくかな….
vSphere Management Assistant Documentation
http://www.vmware.com/support/developer/vima/
[My VMware]にログインしてvMAをダウンロードします。私が利用したのはRelease 5.0 Patch 1 (5.0.0.1) vMA-5.0.0.1-643553.zipです
Apcupsd a daemon for controlling APC UPSes
http://www.apcupsd.org/
有名なオープンソースのUPS管理ソフトです。vMA 5.0はベースがNovell SUSE Linux Enterprise 11(64bit)です。ソースからのコンパイルはできないのでrpmを探します。私はいつもRPM Search(http://rpm.pbone.net/)で探して今回利用したのはこれです
apcupsd-3.14.8-1.su112.x86_64.rpm
ftp://ftp.pbone.net/mirror/ftp.gwdg.de/pub/linux/misc/suser-sbarnin/suse112/x86_64/RPMS/apcupsd-3.14.8-1.su112.x86_64.rpm
shutdownHostViaSOAPAPICall.pl for ESX(i) licensed and free version
http://communities.vmware.com/docs/DOC-11623
shutdownHostViaSOAPAPICall.plはVMware Communitiesで公開されているシャットダウンスクリプトです。[ghettoShutdown.pl/upsVIShutdown.pl]もあるようですが見た感じshutdownHostViaSOAPAPICall.plの方が簡単そうだったので、取り敢えずこちらを使わせて頂きました
ESX/ESXi APC/APCUPSD Host Shutdown VI Perl Toolkit Script (ghettoShutdown.pl/upsVIShutdown.pl) — [ DEPRECATED ]
http://communities.vmware.com/docs/DOC-9531